2012年5月27日 (日)

エキサイティング・ベイエリア:みなもの日差し

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晴天、強い日差しの感じられるワンショット。日差しには強弱だけでなく、角度という属性がある。ロンドンや、オランダ、ドイツなどでは上からの日差しは望めない。日本は5月で真上からこれだけの光が味わえてまことに幸せである。東品川海上公園、ポンプ棟屋上のビオトープ、水中にはメダカのような魚が元気に泳ぎ回っている。睡蓮の葉をかじったのは誰だろう。

このところ隣国との関係が円滑でない。韓国は全く友好を顧みない振る舞い。国内対応が強まるといつもこうなる、ということで進歩がない。人工衛星打ち上げで改造画像を放映するとは情けない。中国も要人来日の直前キャンセルが続く。国際的信義を軽視していては将来が危うい。そんななかで、新聞で真露社長の楊仁集(ヤンインジブ)氏のインタビューが目にとまった。韓国出身の実業家だ。「韓国は周りの国と共に未来を切り開いていかねばならない。愛国心が偏狭な国粋主義に陥ってはなりません」と語っている。中曽根康弘氏が楊氏に「韓国が日露戦争後の日本にならないことを願う」と言ったそうだ。おなじことは中国にもあてはまるだろう。韓国も中国も良く歴史を見て、自国のほんとの国益を追求する立場から日本との付き合い方を考えてほしいものだ。


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2012年5月26日 (土)

エキサイティング・ベイエリア:観測

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海洋気象観測船「凌風丸」、気象庁所属。船尾の日の丸も鮮やかにすべるように入港。ファンネルマーク無く、林立するアンテナがその使命を物語る。

日経新聞経済教室、野村研究所の関志雄氏の「中国、問われる国家資本主義、「体制移行のわな」克服急げ」を読んだ。実に明快。現代中国の課題はあらかた分かっていて、その処方箋も中国自身の手で、それも精華大学のようなところから示されている。これを実行に移せるか否か、まさに中国人の器量にかかっている。日本も似たところがある。課題も処方箋も分かっていながら、実行に移せるか否か。国家資本主義の下で富が国に集中し、消費が盛り上がらず民営企業の発展が阻害され、高成長を持続できない。「越位」といって政府が介入すべきでないところに介入、審判がプレーヤーを兼務してゲームが出来ないような状態、反対に政府がやるべき役割を果たしていない、官民の対立が顕在化し社会不安となる、大規模な景気対策が国有企業だけを潤し、民営企業のシェアが低下、世界の工場ながら、その担い手はほとんど外資企業、投資効率も低い。そこに「体制移行のわな」があり、これを克服することが必要、と言うことである。市場経済、民主政治、法治社会を基礎とする世界文明の主流に載ることが必要とのこと。中国の前途、その多難さは日本の比ではないだろう。


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2012年5月25日 (金)

エキサイティング・ベイエリア:入れ替え

Imgp2440s壮観、現代都市のダイナミズム。有明、埋め立て地の岸壁に汚染土壌運搬船が4隻も垂直に着岸している。汚染土壌の入れ替え作業中。この地は築地市場になるだけでなく、来る東京オリンピックでも活用が予定されている大地だ。現代社会にはいろいろ問題があるが、それを克服しようとする物理的な力強さを実感する光景である。
先週の土曜の午後、ソフトウェアに関するコミュニティの勉強会に参加した。80人弱、若い人を中心に熱心な意見交換、情報交換が行われた。多くはニックネームで参加し、所属企業とは区別している。会合はU-Streamで中継され、オンラインでtwitterによる意見交換がある。以前は大手情報ベンダーが最新技術の提供元で、その技術の市場への仲介業のようなことが成りたった。いまは新技術の供給元は多彩になり、その情報はコミュニティによって発信される。活気があり、技術先導的で気持ち良いが、企業経営者はいったい何をしているんだ、と言う気になった。おそらく旧来の企業幹部や経営者はそこで伝えられる技術の中味はもとより、こういう社会になっているという情勢認識もままならないのだろう。やはり走るところは走り、駄目なところは淘汰される、ということだろう。こうした勉強会は活発で、スポンサーを得て、そのスタンプラリーなるものも始まった。オープンイノベーション、新しい時代だ。


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2012年5月24日 (木)

エキサイティング・ベイエリア:復活

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お台場から日の出桟橋への水上バスが晴海埠頭にさしかかると、停泊中の船のひときわ鮮やかな白に目が留まる。水産庁、漁業取締船「たつまい」の勇姿である。先の津波により母港「気仙沼」で被災したが、美事に復活した。どうりでぴかぴかなわけだ。船名の由来は宮城県「龍舞崎」とのこと。外洋で活動し、悪質な外国漁船の拿捕など武勇の船歴を持つ。これからの活躍に期待は大きい。

為替レートが再びドル円80円を割り、ユーロ円が100円台となっている。浜矩子さんのご説の通りドル50円へまっしぐらなのだろうか。新聞に「企業収益復活への条件」という2回連載があった。企業経営はまことに大変である。ひとつ面白い見識として、アジア勢との戦いは利が薄く、欧州勢との戦いは利が出やすい、ということがあった。日本にとっての韓国、欧州にとっての日本、という感じである。日本は欧州に嫌われるだろうな。もっともアジアを抑える日本企業もある。指摘の通り、まさに企業の前に横たわる連立方程式は複雑、ということだろう。まあ、勝ったり、負けたりというのが健全なところなのだから、全勝、圧勝ではなく、負けより勝ちがちょっと多い、というところへもって行ければいいのではないだろうか。なんだか日本の強さがこれから出てくるような気がする。


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2012年5月23日 (水)

エキサイティング・ベイエリア:高いが低い

Imgp2514sxスカイツリーのある景色。海面からなのだが、ちっとも高くない。しかしやはり港に入る船にとっては、文字通りのランドマークであろう。このアングル、「かめりあ丸」がロマンチックな雰囲気を作ってくれている。行き先は伊豆七島、そこも帝都の内だ。東京は奥が深い。
気のせいか、日本の上り調子の指標が目につく。外国人観光客が戻ってきた、などその例だが、もう一つ基本的な数字が発表されている。財務省による日本の海外での「直接投資収益率」。リーマンショック以降下降線をたどっていたが上昇に転じ、2011年度6.3%、前年比0.6%増。2007年にピークの9%を記録したあと下がっていた。アジア向けが好調で10.5%、海外投資ではしっかり稼げていることになる。この指標、米国が8.9%、英国が7.5%だから、アジア並みのことを全世界で展開できれば極めて強いことになる。海外投資額が増え、高い投資収益率となればまさに強国への道である。こういったところに日本のポテンシャルが感じられる。欲を言えば、海外投資の利で、国内にも投資し、雇用を産んでほしいということだろう。

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2012年5月22日 (火)

エキサイティング・ベイエリア:運搬船

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異形の船がゆく。舳先が戦争映画で見る上陸用舟艇みたいだ。その名も汚染土壌運搬船。埋め立て地の土壌を入れ替えている。運搬先が気になるところである。

東京スカイツリーの開業で国内ニュースはこの話題でいっぱい。我が家からも遠望できるが、本日は残念ながら荒天、水煙の向こうでほとんど見えない。日本国債の格付け引き下げのニュースの中で、対外純資産の増加の発表があった。昨年度、21年連続で世界最大の債権国の地位を維持した。対外資産残額が前年比3.3%の伸び。感覚的には外国に金を貸している場合か、と思うのだが。債権国は嫌われる、仕方のないはなしだ。直接投資が10.5%増、海外への貸し付けが15.5%増と、この受難の年になんということだろう。先日発表された所得収支黒字といい、こういう方面の指標は2桁成長のようだ。円高も進む。GDPが数%しか伸びず、人口増もなく、産業の生産性は低く、IT投資も低調ななかで、ほんとの姿がわかりにくい。世界ダントツの強国なのか。ベースにこういう指標があるから、政治がのんびり、緊迫感無く愚行状態なのだろか。至急の消費税増税が必須と思いきや、榊原英資氏は急ぐ必要なし、というし、原発停止で国が滅ぶという人もいたが、電力需要見通しは嘘で、今夏は節電で乗り切れるらしい。そうした中で、ゲートブリッジ、第二東名、ヒカリエ、ダイバーシティ、スカイツリーと続く。中央郵便局と東京駅がつづき、虎ノ門の巨大高層ビルもにょきにょきと工事が進む。まったく理解のむずかしい現代日本である。


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2012年5月21日 (月)

エキサイティング・ベイエリア:溶け込む

Imgp2254s練習艦隊晴海埠頭に停泊中。出航間際のようだ。先頭は3508「かしま」。こうしてみると背景のビル群に溶け込んでいるようだが、それは都市景観に調和したと言う意味ではない。迷彩型で目立たない、と言う意味である。
金環日食を見た。ほんとにリング状だった。仕組みは理解していても実際にこの宇宙でこんなことが起こるなんて全く不思議というか、神秘である。たしか小学生の時、これにかなり近い現象を皆で見たのを覚えている。
ITと新社会デザインフォーラム2012」(東京フォーラム)を聴講した。NTTデータと野村総研の共同プロジェクト3年目の到達点の報告。実に頑張っている。若い人の活動は素晴らしい。その活動の様子、成果の紹介があった。若い人に場を用意し、その活動をサポートすることはとっても重要と感じた。またITサービス産業の課題突破の方法論はあらかたわかり、その有効性も実証されつつあるように見えた。課題先進国のトップランナーはたのもしい。目指すは黒川紀章か安藤忠雄か。同じ受託開発でも建築は作品性がありアーキテクトの名が冠せられる。それに対して情報システムは悲惨である。RFPさえ満足すれば良いという姿勢が今日の状況を招来したようだ。キーワードは「デザイン」と「想い」である。「想い」を実現するにはQCDに埋没・圧倒されていては駄目だ。実際には日本の前途、全く心配ないんじゃないだろうか。

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2012年5月20日 (日)

エキサイティング・ベイエリア:伝統とスピード感

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屋形船のある景色、本来なら伝統的なテーマであろうが、なんとはなしにスピード感のある現代の眺めとなっている。船体も提灯もブルーなんだからモダンに感じるのだろう。よく見れば屋上に上がれるようになっている。船長も船頭ではなくてクルーザーの操縦士といった感じである。なかの宴会はどんな感じなのだろう。

新聞の「変わる東京」シリーズは4回で終了となった。3回目は京急蒲田の高架化と一帯の再開発。これは長かった工期が終わりに近づき、一気に周辺再開発に向かうものだ。羽田空港の進化と連動している。国内屈指の中小企業集積地、大手町や丸の内ではない再開発であるところが意義深い。これまでの再開発の経験を活かして、新しい街のエネルギーにつなげてほしい。ラストは京橋3丁目。3つの再開発が進んでいる。地中熱活用も登場する。単なる地上げ、ビル建て替えでないのが現代の日本を象徴している。近辺で大小10以上の再開発や建て替えが進行中ということである。それぞれの計画に様々なコンセプトがあり、細工は隆々の工夫があるのだろう。人間の思考とその具現化、評価は出来てからでないとわからない、都市のダイナミズム、メディアに溢れる自虐トレンドとは全く違う帝都、あるいは日本の姿が形作られつつある。


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2012年5月19日 (土)

エキサイティング・ベイエリア:ブルー

Imgp9398sx芝浦でふと見た看板、お店の名前とあわせて、背景の青空とあわせてとても素適である。が、このレストランは今は無く、ディスプレイが往時を偲ばせる。このあたり、運河地帯のダイナミズムはゆっくりではあるが力強く進行している。
日本経済は強いのか弱いのか、欧州危機に呼応して、円独歩高、再びドル円は79円台、ユーロ円は100円台を記録している。日本国債はその低利を誇示しながら売れている。企業業績はまちまち、サンリオが最高益と伝えられている。その利益は貿易収支ではなく、所得収支であろう。FasebookNASDAQ上場は歴史的なことになった。億万長者が輩出されれば、次のエクイティ投資にも還元されることになろう。エクイティ文化の循環である。デットファイナンスの国にはこれがない。格差のない国にはエンジェルはいない。どちらの国が勝つか、世紀のドラマである。薬の貿易赤字の話しが目に留まった。猛烈な貿易赤字で、今後も改善は絶望的に近い。その輸入超過額13,660億円。全貿易赤字の半分をゆうに超す。これほど研究開発の重要性が直接的に感じられる数字はないだろう。国家機関は役割を果たしていない。役所の縦割りが発展を阻害している要素も大きいそうだ。厚生労働省、経済産業省、文部科学省と3つ束になると毛利家のようにはならず、国策失墜となるのは全く言語道断だ。国内で凌ぎを削る側面があっても、国際社会に向けては一致団結、国益を追求しなくて何の国家機関か。日本のマネジメントが出来ない、ほんとに腹が立つ。

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2012年5月18日 (金)

エキサイティング・ベイエリア:枯れ枝メモリーズ

街中すっかり緑Imgp0325sになってしまった。日差しが強くなり並木の日陰を歩くようになった。どこもかしこも茂って、あの枯れ枝状態の林の姿が恋しくなるぐらいである。ほんの1ヶ月ちょっと前、さくらの開花季節の横浜根岸、馬の博物館から旧競馬場を望む面白いワンショット。相変わらず宮崎駿のロボット巨人群がこちらを見下ろしている感じである。きちんと並んだサラブレッド像が楽しい。
「震災後の観光戦略」という新聞連載が
12回で完結した。日本の観光産業を活発にするための課題が列挙されてきた。出来てないことが沢山あり、ポテンシャルと考えればまったく大きな可能性だが、現状は情けない話しが多い。医療ツーリズム、日本が稼ぐのには良い産業と思えるが、宣伝も体制も不足。関係者のがんばりに期待したい。旅館・ホテル産業、宿泊業は旧態依然の部分がいっぱい。近代産業に脱皮しなくてはいけない。淘汰の原則も必要だろう。国内産業として連休分散の話しがある。やればできるはなし。何の障害もないはずだ。地域連携の話し。広い視野でビジネスを考えればいいのだ。旅行業の営業保証金といった人工的な参入障壁は何のためだろう。特区も有効みたいで。どんどんやればいいではないか。特区制定にさしたるコストはかからないはずだ。最後にLLCへの期待。空港は余っているんだから、実行あるのみだ。全般に観光業を盛んにすることへの本質的な阻害要因はないように見える。ビジネスとは所詮はお金儲け、観光でお金儲けしようと強い気持ちをもって工夫を重ね実行すれば、フランスを凌ぐ観光産業国への道は近いのではないだろうか。

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